映画パンフは宇宙だ!

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【第3回 映画パンフの作り手に聞いてみた 前編】大島依提亜さん×ナナロク社 村井光男さん

昨年、映画パンフは宇宙だ! で行った2021年ベストパンフ投票企画にて、見事5位にランクインした映画『ムーンライト・シャドウ』のパンフレット。これは本? パンフレット? と、作品をご覧になっていない方でも、映画館のパンフレット売り場で思わず足を止めたという方は多いのではないでしょうか。

本作のパンフレットを制作したのは、映画パンフレットのデザインでもお馴染みの、グラフィックデザイナー・大島依提亜さんと、詩や短歌などの書籍を中心に手がけられている、出版社のナナロク社さん。今回のタッグがあったからこそ実現したというこのパンフレットは、目を引く装丁にも、普段目にする映画のパンフレットとは一線を画す内容にも注目です。

大島依提亜さんとナナロク社の代表・村井光男さんのお二人に、どのようにしてこのパンフレットが誕生したのか、また、内容やディテールのひとつひとつについて伺い、『ムーンライト・シャドウ』パンフレットの解体新書のようなインタビューとなりました。
前編・後編でお届けします!

※一部、映画の内容に触れる記述が含まれます。あらかじめご了承ください。

取材・文・写真:鈴木隆子(映画パンフは宇宙だ!)

「本」にしたかった理由

――昨年の9月10日に公開された、映画『ムーンライト・シャドウ』のパンフレットといいますか、「本」ですね! 映画公開と同時に大変話題になりました。

――デザインは大島依提亜さん、編集は、詩や短歌の書籍を中心に手がけられている出版社・ナナロク社さんが担当されました。ナナロク社さんが出されている本は、大島さんが装丁を手掛けているものも多いですよね。

村井:たしか、ミュージシャンで詩人の友部正人さんの詩集「バス停に立ち宇宙船を待つ」の装丁が、ナナロク社が大島さんに初めてお願いしたお仕事だったと思います。

大島:あの装丁が最初って、今思うと結構振り切ったデザインでしたよね。

村井:あれは、天・地・小口(本の上・下、本を開いたときの外側部分のこと)は全部金の「三方金加工」という加工を施していて、さらに中の本文用紙は階層ごとに別の紙に変えていて。今もずっと売れて続けている一冊です。

大島:これより前から、僕と村井さんは面識あったんでしたっけ?

村井:いえ、装丁家の名久井直子さんから大島さんのお話を聞いていましたが、実際にお会いしたことは無かったです。いつかお仕事をお願いしたいなとずっと思ってました。

大島:映画のパンフレットで僕のことを知っている方にお伝えすると、実は本の装丁の仕事もなかなかの量をやっているので、ナナロク社さんから大抜擢された、 という感じではないんですよ(笑)。

村井:僕は出版業界に身を置いているので、大島さんのお仕事は本が中心で、最近は映画業界でも活躍されてるんだなーと思っていました。

大島:本の仕事がすごい増えた時期に、出版社の人に「大島さんは映画のお仕事もされるんですね」って言われて、「あ、これやばい流れだな」と思って、映画の仕事を過度に宣伝したりしましたね(笑)。

村井:大島さんのことを知る時期によって、大島さんの印象が全然違うんですよね。僕は本のお仕事が中心と思っていましたので。

大島:実際のところ、本と映画、半々ぐらいでやってるんです。たまに取材を受ける時も、その時の取材内容が本と映画、どちらについてなのかによって、インタビュアーの方のスタンスが全然違うし、自分としても全く別物として捉えて仕事をしていたので、その2つが今ひとつ連動していなかったんですよね。

――本作のパンフレットは見た目からしてもまさに「本」ですよね。大島さんがおっしゃった、今まで別物として捉えていたという本と映画の世界が融合している一冊だと思いました。このような形式になったのは、どういう経緯があったからなのでしょうか。

大島:最初に、本作の映画宣伝担当の方から、パンフレットの編集をやってもらえそうなところをどこか知りませんか? と聞かれたんです。パンフレットの制作って、今は映画会社の内部やパンフレット制作専門のところでつくるというケースがほとんどなので、今回のように外部でやるというのは結構珍しいんですよね。昔は、映画会社サイドから独立してつくるという、川勝正幸さん(※)がやっていたようなケースはあったんですけど。
そのうえで考えたときに、映画のパンフレットの最初の刷り部数が、ナナロク社さんのような規模の出版社で出している本の部数と同じぐらいなので、「これはもしかして、本の編集をしていて、わりとフットワークも軽いナナロク社さんに今回の編集をまるっとお願いできたら画期的かも!」と思って。

――ということは、今回のパンフレットは完全に「本」としてつくられたということなんですね。

大島:そうなんですよ。僕は個人的に、そこが今回の一番のキモで。それに、原作が吉本ばななさんの小説が原作というのも大きくて、より本の編集をしている人にお願いしたらいいんじゃないかなって。
例えば、ジェイソン・ステイサムが主演の映画のパンフ仕事を、ナナロク社さんには絶対持っていかないじゃないですか。村井さん、断りますよね?

村井:無理です(笑)。

大島:ちゃんとつながる要素があっからこそ、そこはスムーズにお願いできたと思うんです。だからなるべく、すごく「本」的にしたいっていうのが最初にありました。
開いてみたら「なんだ、いつもの映画パンフじゃん」っていうのすらも排除して、できる限り本を読んでいるような形にしたいと村井さんにお伝えしました。

村井:映画のパンフレットってなんだろうと考えると、その映画が上映しているときだけ、映画館でしか買えないという、期間と空間が限定されている、そこでしか出会えない「本」なんですよね。それって、すごい特別で魅力的なものだなって改めて思って。なので、映画館に発生している、そこでしか買えない本を作ろう、というふうに捉え直したんです。

大島:僕はパンフレットではない「普通の本」っていうイメージで作りたいですと言っていたのですが、村井さんは今までにない視点で「パンフレット」を作ろうとしていたっていう、真逆の思考だったんですよ。そこがすごく面白くて。

村井:そうですね(笑)。

大島:そこに興奮したんですよ。僕みたいにどっぷり映画やパンフレットに浸かっていないからこそ視点も全然違うし。そもそも「期間が限定されている本」っていう発想自体がないので、「なるほど」ってすごい思って。

――そういった考え方が、今回の装丁や内容に反映されているんですね。

大島:パンフレットを上製本(厚手の表紙で本文をくるむ製本方法のこと)にするというのは、珍しいけど前例がないわけではないんです。でも大体が中身はスタンダードなパンフレットのつくりになっているから、結果的に「映画のパンフレット」になっていたんですよね。
だから今回は、中身もかなり本に引き寄せたかたちでやるほうが面白いんじゃないかって村井さんも言ってて、映画のパンフレットっぽくならないように、ならないようにって、かなり工夫しました。
それでいうと、中のテキスト部分の、本文フォーマットは僕が作ってないですよね?

村井:最初に大枠でうちが作ったのを大島さんに見ていただいて、直してもらいました。

大島:僕、今回テキストページのデザインを一切していないんですよ。そこも「本」の仕事のやり方に近くて。本をつくるとき、本文フォーマットというのを作ってもらって、ノンブル(ページの端に記載されているページ番号を指すもの)とかを少し調整するっていうぐらいの場合も多いんです。なので、そういうところも本のスタイルでやると、いつものパンフレットからガラっと変わるのかなっていうのもあって。

――このパンフレットを読んでいたらいつの間にか「パンフレット」ではなく「本」を読んでいる感覚に変化していたことにハッとしたんです。そんな感覚になったことは今までなかったので、ちょっと感動しました。それは今おっしゃったように、本をつくるシステムで作られたからなんですね。
村井さんは、映画のお仕事は今回が初めてだったんですか?

村井:はい。そもそもうちは出版社なので、自社で本を出すのが仕事だから、外からの依頼仕事はやらないようにしていたんですよ。だけど今回は大島さんからのお声がけだから、これは絶対やろうって思って。

大島:そうだったんですか。すいません、ごめんなさい。

村井:(笑)。以前、東京オペラシティ アートギャラリーでやった「谷川俊太郎展」(2018年1月13日〜3月25日)で、大島さんにアートディレクターをお願いしたりしていたので、逆に依頼をいただいたのならやるしかないなって。

大島:逆にプレッシャーをかけてしまった。。

村井:面白そうだなっていうのももちろんあったし、やってみたいなとも思ったし。まあ、本の作り方しか知らないので、それしかつくれないのですが(笑)。
映画はもちろん好きで、映画館で観たらパンフレットは必ず買うようにしていました。会社から出している本は詩や短歌の本が中心なので、映画とそれを絡めて何かをつくれるということは会社としてもいい機会、アプローチになるのではないかなと。今まで取り組んだことのない分野だったので、楽しみだなって思いましたね。

――お話をいただいて、ナナロク社さんの視点でどういうものができるかと考えられたんですね。普段は映画のパンフレットを、本づくりの目線でご覧になっていたりするんですか?

村井:いや、全く見ないですね。

大島:そうなりますよね。

村井:本屋さんに行ったときに良い本をいっぱい見て、「もうこれ以上、本はいらないのでは」と苦しくなることはあるんですけど。映画はもう、ただただ娯楽として観たいなと(笑)。だからパンフレットは今までそういうふうには見ていなかったんですけど、今回結構見返しましたね。『すばらしき世界』(2020)のパンフレットは、参考にしたりしました。

――意外でした、お仕事の目線でご覧になっているかと思いきや、むしろ別にしたいと。

大島:不思議ですよね。たしかに自分も本と映画とどちらの仕事もやりつつも、自分の中で完全に分けているし。読む側も、パンフレットを読むのと、一般の書籍を読むのは、少し違う行為なのかも。そこは興味深いです。

――特に日本人は「パンフレット」というものに馴染みがあるので、日本人特有の感覚なのかもしれませんね。パンフレットと本は全く別物と、考えが分けられているというか。

村井:独特の文化ですよね。

大島:音楽のツアーパンフとか、演劇とかもそうですよね。本屋さんでは売られていない、その場を共有する何かの付加価値として持ち帰ったテキストのものって、特別な気持ちになりますよね。

エッセイ・詩・短歌で魅せる、作品の新しい世界

――内容がとても豪華で、まず植本一子さんのエッセイ、谷川俊太郎さんの詩、木下龍也さんと岡野大嗣さんの短歌の書き下ろしが収録されています。

大島:執筆陣、贅沢すぎですよね。

――今回、なぜこちらの方々に執筆をお願いしたのでしょうか?

村井:小説を映画化するというのは、その作品をどう解釈して挑んでいくのか、ということをしていると思ったので、パンフレットでも同じことをしたいなと思ったんです。
写真家の植本一子さんはエッセイストとしても有名で、ご自身も日常の近しい人をテーマにされているというのもあり、本作をどうご覧になって、観た人にどう提示してくれるのかなっていう期待がありました。

――主人公のさつき(小松菜奈)とご自身を重ね合わせて、作品をどう受け止めたのかということと、どう解釈したのかが綴られていましたね。


©︎2021 映画「ムーンライト・シャドウ」製作委員会

――また、映画のパンフレットに詩と短歌が載っているのは珍しいですよね。普段、詩や短歌に触れる機会が少ない人にも入りやすく、新しい発見になったという人も多そうです。
以前、村井さんが「詩は世界の見方を変えてくれる」とおっしゃっているインタビュー記事を拝読しました。

村井:詩や短歌は、今まで出ているパンフレットに載っていないこともなくて、例えば韓国映画の『詩人の恋』(2017)のパンフレットには文月悠光さんの詩が載っていたんですけど、登場人物に詩人がいる作品じゃないものにはほぼないのではと。
本作のもつ詩的な映像や物語に対するアンサーとして、詩と短歌で競合していったら、映画を観た人が作品の理解を深めるだけにとどまらず、さらにそれを飛躍させるということができるんじゃないかと思いました。

また、今回大島さんから声をかけられたのも嬉しかったし、単純に、吉本ばななさんやエドモンド・ヨウ監督、宣伝スタッフさんはじめ作品に関わっている方たちに、良いものができたなって喜んでもらいたい、みなさんが「おおー!」って言ってくれたら嬉しい。ばななさんに、谷川さんの詩を届けたいなとか。

大島:そのあたりはかなり意識しました。特にこの映画は、詩的なつくりじゃないですか。普段小説を読み慣れている人が、すごくストーリーラインのある映画を観たときにスッと入っていけるのと同じで、本作に限らず詩的な作品はもしかしたら、小説よりも、詩や短歌と親和性が高いのかもしれない。
感覚的に、文字や映像を捉えるってなると、むしろ詩や短歌のほうが近いのかなって思いますよね。

村井:特に短歌は合いますよね。映画って観た後にその記憶が、頭の中で勝手に再編集されるって言うじゃないですか。その再編集されたものが短歌になる、という感じなんですよ。映画では描かれていないんだけど見たような気がするシーンや、もう一個別のカメラで撮った短いシーンを再編集したものが短歌になっている。それを読むことによって、すごく新しい体験ができるなって。それは文章で書こうとすると、ちょっと難しいんですよね。

大島:その短歌が映画の内容に触れていたとしても、あらすじ的な要約もできるし、ものすごい細かく、あるシーンのディテールとかも表現できる。意外と、短歌と映画は親和性があっていいですよね。

村井:いいですよね。これを機に、これから歌人にお仕事があったらぜひふってください(笑)。

写真で伝えたい、感じてもらいたいこと

――全体的に、写真の使い方にも特徴がありますよね。

大島:見返し(表紙の裏側)を写真にするのは、あまり本ではやらないけれど、パンフではあたりまえの流儀に逆に則ったら面白いかなと、最初から村井さんと盛り上がっていて。表見返しと裏見返しで構成したら、ここでさつきと等(宮沢氷魚)の、二人の関係性を表すことができて、本作を観てからこれを見た人はぐっとくるんじゃないかって。

村井:前と後ろで、二人が一番離れた場所にいるっていうのがいいですよね。

大島:たしかに、距離を感じるっていう。

――本作のストーリーを反映していますよね。


©︎2021 映画「ムーンライト・シャドウ」製作委員会

村井:16ページある口絵(巻頭に数ページ差し込まれた写真や絵のこと)の写真も、すごくいいなって思いましたね。余白が効いてるし。大島さんの足し算じゃない方法でつくるレイアウトと写真のセレクト、すごくいいですよね。

大島:口絵は、最初は普段と違う感じでやろうとしたんだけど、割といつもの感じのマナーでやりました。

村井:でも、かなり本のレイアウトになってるなと思いますね。映画のパンフレットの多くは、情報として写真を沢山載せていたり、見開きにドンって載せているとか、情報を紙にまとめましたっていう感じが多いんですよね。

大島:雑誌っぽい感じですね。

村井:そうそう。今回はそうではなく、本の「きれいな見せ方」っていうのがあって、余白を意識するとか、レイアウトでどう区切るとか、佇まいが美しくなるように考えられていますよね。デザインの文法が書籍の文法で作られているなって思いました。

大島:完全にそう意識してつくりましたね。実は、その二箇所以外の写真は村井さんセレクトなんです。

――そうなんですね! 例えば、小松菜奈さんのインタビューの前のページに、人物が写っていない写真が置いてあるところなどですね。ここのページには、何か意味があるように感じました。

村井:大島さんと考え方が違っていたかもしれませんが…(笑)。

大島:このパンフレットを見た人の反応をSNSで見ていると、その人たちが新鮮に感じているところが、わりと村井さんワークのところが多いんですよ。僕だったらこの写真は選ばないかもと思う箇所。

村井:(笑)。大島さんが受け入れてくださったから、よしとするかっていう感じで。

大島:ここは若干、揉めてはいないけど、「え、この写真入れるの?」って言って、村井さんが「そうかー…」って言ってて。

村井:たっぷり時間があったら議論に発展していたと思うんですけど、時間があまり無かったっていうのもあって(笑)。
等は冒頭に登場したあとは、ずっと不在なんですよね。だからその不在感というのを、劇中では周りの人物が表現するように、パンフレットの中でもわかりやすく表現したほうがいいなって思って、あの写真で表しました。かつて、明らかにそこに居たなっていう人やものの動きがわかりやすく表現できたかなって思いますね。それと、部屋のつくりなど、美術の方のお仕事にも映画を観て心うたれました。すこしでもパンフレットの中に残せたらと。

大島:われわれ映画サイドからすると、あの部屋の写真とかは「メイキング」の扱いになるんですよ。だから写真をセレクトするときに、最初からそういう考えになっちゃってるんですよね。でも見た人には、あの部屋が劇中に出てくるかどうかにかかわらず、あそこが主人公の部屋なんだって、パンフレット上で情報として伝わるから、村井さんの視点が正しいです。だから自分にはない客観性を知れて、そういうふうに見えることがわかって勉強になりました。

――ハッとしますね、たしかに。

大島:今回はそういう細かいところで、すごい新鮮に感じる部分が沢山あって。いつもとちょっと毛色が違うパンフレットにしたいなっていうときは全部自分でやるよりも、今回の村井さんのように、普段映画の仕事をしていない人からの意見がすごく大事だなと思いました。見た人が新鮮さを感じるところが、村井さんのアイデアの部分だったりしたから、やっぱりいろんな人とやるといいなって改めて感じましたね。村井さんにはもっと映画のパンフレット仕事やってほしいな。

村井:だんだんこなれてきて、きっと普通になっちゃうから、最初の新鮮なうちにやめておいたほうがいいかも(笑)。

※映画パンフレットや書籍の編集、CDジャケットのディレクションなど、映画や音楽のポップカルチャーシーンで活躍したエディター・ライター。2012年1月31日に、不慮の事故でこの世を去った。

第3回 映画パンフの作り手に聞いてみた 後編はこちら!

<PROFILE>
大島依提亜
映画のグラフィックを中心に、展覧会広報物、ブックデザインなどを手がける。主な仕事に、映画『パターソン』『万引き家族』『ミッドサマー』『ジム・ジャームッシュ レトロスペクティブ』『ちょっと思い出しただけ』『チタン』『カモン カモン』、展覧会「谷川俊太郎展」「ムーミン展」、書籍「鳥たち」吉本ばなな「三の隣は五号室」長嶋有「小箱」小川洋子など。

村井光男
1976年東京生まれ。株式会社ナナロク社代表取締役。
2008年にナナロク社を創業。谷川俊太郎詩集『あたしとあなた』、川島小鳥写真集『未来ちゃん』などを刊行。
近刊に森口ぽるぽ『インロック』、島楓果『すべてのものは優しさをもつ』がある。
ナナロク社 公式サイト:http://www.nanarokusha.com

<作品概要>
『ムーンライト・シャドウ』
原作:「ムーンライト・シャドウ」吉本ばなな著(新潮社刊「キッチン」収録作品)
出演:小松菜奈 宮沢氷魚 佐藤緋美 中原ナナ 吉倉あおい 中野誠也 臼田あさ美
監督:エドモンド・ヨウ
脚本:高橋知由
宣伝:S・D・P 配給:エレファントハウス

恋人・等(宮沢氷魚)の突然の死を受け止めることができず、深い哀しみに打ちひしがれるさつき(小松菜奈)は、以前耳にした〈月影現象〉に導かれていく。それは、満月の夜の終わりに死者ともう一度会えるかもしれない、という不思議な現象だった..

2022年2月10日よりNetflixにて配信中!
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