映画パンフは宇宙だ!

PROJECT

2021年このパンフがすごい!アンケート募集結果

先月募集した『2021年ベスト映画パンフ』の集計結果を発表いたします!皆さま、多くの投票ありがとうございました!

1位:花束みたいな恋をした

・「あの日行けなかった舞台チケット、演劇フライヤーが挟まっているのが鑑賞をした人間だけが理解できるデザインがいい。2色の本文に麦くんを思わせるイラストが散りばめられているのもいいし、ふたりの部屋に並んでいる間取り、漫画のラインナップを考察するコラムも読み応えがあった。一冊を通した物語を追体験できるのがいい。」
・「スクリーンに映っていた二人や思い出が現実世界に具象化される…!」
・「見た目があの有名なスケッチブックで可愛い!!!中にはギッシリ文字が書いてあって、1日中楽しめるパンフレット。天竺鼠のライブのチケットや、演劇のポスターなど、小細工もあり凝ってるなあと感動しました。ページ中程にある、両ページにわたる場面カットは2人のアルバムのようで大好きです。パンフレットを買わない方にも、ぜひ購入していただきたいオススメの一冊です!!!」
・「スケッチブックモチーフが可愛い!」
・「劇中キーアイテムのスケッチブックを模したパンフで、そのまま飾るだけでもとてもかわいいデザインでした。内容もスタッフさんの作品愛が伝わるもので、オールマイベストパンフとして大切にしています。」
・「デザイン、遊び心も素晴らしい。」

【奥付情報】
発行日:2021年1月29日
発行人:孫家邦
発行所:株式会社リトルモア
デザイン:石井勇一
イラスト:朝野ペコ
表紙デザイン:マルマン株式会社
印刷・製本:株式会社シナノパブリッシングプレス
定価:900円(税込)

2位:すばらしき世界

・「シナリオ決定稿(台本)が全て載っている!!!いつでも、すばらしき世界の余韻に浸ることができます。」
・「①脚本再掲②そのまま本にしても良いぐらいの充実したコラムや記事
古い映画ファンとしては、脚本再掲だけで点が甘くなるのですが、それを除いてもしっかりした作りで映画本編同様、上質のパンフレットでした。上映終了間近に飛び込んだため店頭在庫はなし。どうしても手元に置いておきたくて、仕方なくネットで中古品を求めたのもこれが最初です。」

【奥付情報】
発行日:2021年2月11日
編集・発行:松竹株式会社 事業推進部
編集:石川天翔[松竹]
デザイン:大寿美トモエ
印刷:株式会社久栄社
定価:1000円(税込)

3位:ライトハウス

・「雨に濡れた航海日誌風のパンフレット。外見は暗い赤、内側は古びた紙風の色合いで、地図や手書き風の文字が随所にあり、作品の陰鬱な雰囲気が込められている。みんな大好きアリ・アスター監督との対談、細部にわたる徹底解説と盛りだくさんだが、特にホラー漫画家伊藤潤二の描く本編冒頭の漫画(6ページもある。豪華!)は鑑賞時の嫌〜な気持ちを思い出させてくれる。」
・「印刷がとても良い」
・「①紙が水にぬれた風の汚しを印刷②漫画(伊藤潤二)③インタビュー(オフィシャルインタビューに加えて、A24のポッドキャストからアリ・アスターとの会話を作品について絞って掲載)④用語の徹底解析至れり尽くせり。」
・「灯台守の日誌を思わせる羊皮紙っぽいテクスチャの表紙、染みや汚れを出した地紋が作品にあっていていい。アリアスターとロバートエガースの対談も読み応えがある。」

【奥付情報】
発行日:2021年7月9日
編集:トランスフォーマー
デザイン:石井勇一(OTUA)
定価:900円(税込)

4位:サイダーのように言葉が湧き上がる

・「作品の世界と現実世界をリンクさせる完璧なデザインのパンフだと思いました!レコジャケサイズなのも本編を見ると納得です。」
・「レコード型のデカパンフ!!2021年の中で1番大きいパンフレットではないでしょうか。こちらのパンフレットは実際に劇中に出てくるキーアイテムのレコードを模しています。手に取った途端に、スクリーンから出てきたようで感動しました。パンフレットを広げてみると、とても大きいので、目の前がパンフレットでいっぱいになります。これは大きいスクリーンで映画を観た。という体感に似ていて、大きいパンフレットだからこそ感じた感動でした。さいごに、「サイダーのように言葉が湧き上がる」には沢山の俳句が出てきます。最後のページには、劇中に出てきた俳句が全て載っていました。素敵な俳句ばかりだったので、文字としてもう一度詠めたことはこのパンフレットを買って良かったと心の底から思いました。」
・「作中のキーアイテムとなるLPジャケットを再現していて、何も知らずに買った売店で思わずおおっと声が出てしまった」
・「①映画内で出てくるアイテムを模したパンフレットになっている②痒い所に手が届くインタビュー、中で使われている俳句についての記事など、中身も充実。映画を見て、売店で購入、裏返した時に①の仕掛けが分かり、映画を見終わった余韻も含めて高まりました。」

【奥付情報】
発行日:2021年7月22日
編集・発行:松竹株式会社 事業推進部
編集:小宮義弘[松竹]
編集協力:ミラクルヴォイス
ライター:公森直樹、西森智一、宮昌太朗
デザイン:名和田耕平デザイン事務所
印刷:株式会社久栄社
定価:1200円(税込)

4位:Summer of 85

・「蠟引きされた封筒が劇中に出てきたマリンショップで扱われているような撥水性を持っているのがいい。同梱されているポストカードにもダヴィドの店のアイコンがあしらわれているが最高。あとバーコードがホワイトオペークではなく、封筒のシールとして使われているのがハッとした。こんな使い方があったのか!」

【奥付情報】

発行日:2021年8月20日
編集・発行:松竹株式会社 事業推進部
編集:湯木久雄、宮部さくや[松竹]
デザイン:石井勇一(OTUA)
印刷:成旺印刷株式会社
定価:1000円(税込)

5位:白蛇:縁起

・「何度も読みたくなる、本当に美しいパンフです」
・「まず表紙の剥離紙のような凝ったデザインがすでに手が込んでいてすごいです。透けている紙にタイトルが銀色で印刷されており、それをめくるとホログラム仕様の象徴的なワンシーンが描かれています。また、中を開くととてもぎっちり内容が詰まっています。内容はストーリーや人物紹介だけでなく、元となった白蛇伝のお話やアニメーション制作の裏側ご何枚にもわたって封入されています。特に、白蛇縁起は中国アニメということもあり、かなり3Dアニメーションに力を入れているということでしたが、絵コンテや建物の3D設計図など詳細なところまで載せてあり読み応えはたっぷりでした。そして、後ろにはキャストインタビューがあり、吹き替えを担当した三森すずこさんと佐久間大介さんのお話が載っているのも特徴的でした。中国アニメの吹き替えはあまりメジャーに感じていなかったので、とても興味深い内容がたくさん収録されておりました。また個人的には(インクの関係だと思いますが、)杏仁豆腐のような香りがしてきて中国を思わせる感じがしました。」
・「装丁が美しい」
・「文章熱くて、編集者の作品に対する熱気が伝わってきた。また装丁も豪華で景気が良い。」
・「アートワークの綺麗さ、世界観ととてもマッチしていて、素敵でした。」
・「デザインなど独創性」

【奥付情報】
発行日:2021年7月30日
発行:チームジョイ株式会社
協力:Light Chaser Animation Studios
Warner Bros.(F.E), INC.
監修:楊慧寧
編集:粉川なつみ
制作協力:村上亮太 陸暁芸 程久瑩
デザイン:野村ちはる
印刷:東京リスマチック株式会社
定価:1200円(税込)

5位:ムーンライト・シャドウ

・「上製本のパンフレットという時点で目を引く。パール紙の表紙もいい。スピン、花布、口絵、別丁もきちんとしているし、本文組版も読みやすいし(インタビュー、脚本どちらも)、作品のために書き下ろされた谷川俊太郎・木下龍也・岡野大嗣も原作が好きな人、映画から入った人を取り込もうとする心意気がすごい。スリップに書かれた「映画と映画館の思い出に。」がいい。」

【奥付情報】
発行日:2021年9月10日
発行:S・D・P
写真:岩崎真子
インタビュー・文:新谷里映
編集:ナナロク社
デザイン:大島依提亜
本文組版:小林正人(OICHOC)、藤澤遥(ナナロク社)
印刷製本:中央精版印刷株式会社
定価:1100円(税込)

6位:DUNE/砂の惑星

・「保存しにくいけど変形サイズパンフ大好き!遠景で主人公とざらついた砂の惑星を写したマット加工の表紙。本編のスパイスでくすんだ景色のようにパンフレットの文字もシアーなカラーリングが使われている。デューンはとにかく人も多いし用語も多い!相関図と用語集が収録されてるのありがたすぎます。メインキャストを含む13人のインタビューが載せられておりそこも充実。一度ならず映像化されているデューン実写化の苦節の歴史も紹介されていて楽しい。」
・「インタビュー内容が充実。表紙の美しさ」

【奥付情報】
発行日:2021年10月15日
編集・発行:松竹株式会社 事業推進部
編集:石川天翔[松竹]
テキスト協力:猿渡由紀、稲垣貴俊
デザイン:志氣慶二郎[SlowStarter]
印刷:株式会社久栄社
定価:1000円(税込)

6位:とびだせ!ならせ!PUIPUIモルカー

・「表紙のタイトル部分がエンボス加工でちょっと盛り上がっていて可愛いのと、テレビシリーズの絵コンテが全て載っている情報量の多さなのに1000円という安すぎるくらいの値段でとても好きです! 」
・「ざらつきのある風合いの表紙にタイトルは浮き出し加工。表紙も中身もカラフルでかわいい絵本のような一冊。内容は売り切れが出るのも納得な全話分のタイトルカードと絵コンテ収録!発売当時PUIPUIモルカーの情報が一番詰まったファン必見の一冊でした。」

6位ベイビーわるきゅーれ

・「ドラマCDがおまけなのがいい!」
・「オリジナル脚本実写アクション映画なのにパンフレットはなんとドラマCD付き!1000円でこれは安すぎる。カラーリングもポップで可愛い。」

6位:マトリックス レザレクション

・「①限定版と通常版で全く内容が異なる②限定版ではシリーズを総括する内容で、インタビューやコラムもたっぷり③通常版は新作「レザレクション」についてで、旧3部作については最小限ヒットを見越してのことでしょうが、写真だけが多い安易な豪華版が多い中で、思い切った作りにパンフレット好きとしては推さざるを得ません。 豪華版、通常版の商売は以前からありましたが、単にカラーページを増やしただけの豪華版は正直要らないなと思っていたところ、「マトリックスレザレクション」は嬉しい誤算でした。」

7位:クルエラ

・「映画に出てきた衣装のイラストが可愛い!エマ・ストーンが可愛い!」

7位:ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ

・「充実の読み応え、厚み、かわいいサイズ、あまり知られてない監督についてよくわかる解説」

8位:アフリカン・カンフー・ナチス

・「なんといっても内容の濃さ。ユダヤの血を引くドイツ人である監督がナチス映画を撮るに至る熱い思い、開始前から波乱に満ちすぎたガーナでの撮影の舞台裏、おそらく観客の誰も知らないガーナ俳優たちの主観満載の紹介、謎のスポンサードリンク「アドンコ」の秘密…。これを読まずして2021年を代表する怪作アフリカン・カンフー・ナチスは語れない、パンフレット文化に感謝する一冊です。」
・「嘘みたいなホントの製作秘話がバカでおもろい」

8位:騙し絵の牙

・「鮮やかなピンクの表紙に箔押しやトンボがついてるのが作品世界を体現していて、本編に出てくる広告なんかもちゃんと載っているのが良かったです!」
・「映画内で出てきた雑誌や本の記事(要するに小道具)を掲載、映画本編を別の角度でも追体験できる面白い試みでした。」

9位:最強殺し屋伝説国岡 完全版

・「手作り本パンフ、コピー用紙をホチキスと製本テープで手製本した熱すぎる作りです。製本テープのカットの歪みも味。通販戦争で勝ち取りました。」
・「完全手作りのパンフなんて斬新!」

9位:JUNK HEAD

・「監督自ら編集して、映画本編同様に自主製作したパンフレットに驚愕。雑然とした写真や文字の並びに、いい意味での同人誌感のあるパンフレット。」
・「監督自ら作ったパンフレット(?)で、製作過程がもりだくさんでわかるだけでなく、文章がとにかくおかしい(監督の今後の抱負が書かれていたり、撮影スタジオに蟹がまぎれこんで大変だったエピソードなど)」

他には、

ARASHI 5×20 FILM Record of Memories

・「映画パンフというか嵐のライブをあらゆる角度から数字で見られると言うなかなかないタイプのデータ盛り沢山の資料性が大変高いパンフレットでびっくりしました。」

アンテベラム

・「本編の仕掛け同様、パンフレットも二重の仕掛けあり。赤の表紙から読むと仕掛けがぼやかしてあるので分からず、裏返して白の表紙から読むと仕掛けが分かる記事(種明かし)が掲載されてるのが凝ってました。」

アンモナイトの目覚め

・「美術館や博物館のリーフレットを思わせる版型が既に最高。縦長を活かした緊張感のあるイラストや写真の配置の仕方がカッコいい」

カトリーヌスパーク レトロスペクティブ

・「カトリーヌ・スパークのリバイバル上映パンフレット」
・「サイズ、内容、紙質、全てにおいて好みの造り!これにはカトリーヌ・スパークの魅力が詰まっている!」

キャラクター

・「主人公が漫画を描いてる雑誌を模したデザインが個人的にとても好きでした。完全オリジナルの映画がどのようにできたかの記事も興味深かったです。」

旧グッゲンハイム邸裏長屋

・「パンフではなく、レシピ本で売っていたのが斬新!」

漁港の肉子ちゃん

・「プロデューサーとして参加した明石家さんまさんがアフレコで入れたアドリブセリフ例、普段なら取材しないような脇のスタッフの一言コメントなどもあり、編集者の作品への愛を感じる作り。アニメーション映画のパンフレットは、インタビューや絵など充実した作りになっているものが多いのですが、「漁港の肉子ちゃん」はコロナ前にとったと思しきインタビュー記事が載っていて時代を感じました。」

キングスマン ファースト・エージェント

・「配給会社が違う前二作と様式を揃えてくれてありがとう!本編を理解するための一助として歴史年表と人物解説を入れた結果、ちょっとした世界史の教科書みたいになっている」

劇場版 きのう何食べた?

・「ドラマの続編が映画化されました。こちらのパンフレットは、ドラマ1話〜正月スペシャルまでのテレビ版に出てきた、料理も載っていました。映画の内容だけでなくテレビ版を見ていた方も楽しめるサプライズパンフレットでした!」

サマーゴースト

・「鑑賞料金1300円、パンフレットは1800円と鑑賞料金よりお高い品物!」

ジャスト6.5 闘いの証、ウォーデン消えた死刑囚

・「二本立てではないのですが、同じ配給元によるイラン映画2作で1冊という作り。長いコラムはイラン映画の現状や、描かれている史実について補完するもので、パンフレットはすべからくこうありたい、と思う良い作りでした。謎なのは「セリフの採録」。シナリオと違って地の文が無いので、脳内再現が難しく、あまり有難くないのですが、映画を配給した側の思い入れが感じ取れるようで面白かったです。」

鳩の撃退法

・「パンフレットじゃなく文庫本買ったかと思いました。」

ハニーレモンソーダ

・「原作の世界観が伝わるとてもかわいいパンフです」

ファーストラヴ

・「表紙、裏表紙の素材が好きです。」

プロミシング・ヤング・ウーマン

・「どういうことだろう?と思った部分が解説されてて分かりやすかった

モータルコンバット

・「人気ゲームの実写映画。1991年からあるゲームシリーズの解説もあり、読み応えある一冊でした。」

ラストナイト・イン・ソーホー

・「大島依堤亜さんのお仕事と聞き迷わず買いました」

レイジング・ファイア

・「パンフレットとしては標準的な作り。しかし、最後のページに主演の二人が向かい合い、うなだれた写真に、この映画が遺作となったベニー・チャン監督への献辞が、映画に出てきたままに書かれていて、思わず泣きそうになりました。」

皆さま、多くの投票ありがとうございました!

Share!SNSでシェア

一覧にもどる