映画パンフは宇宙だ!

PROJECT

映画パンフは宇宙だ!メンバーが選ぶ2025年ベスト映画は?

◆あず

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦
とにかく、拳!登場人物全員が強い!かっこいい!!しかし、ただのアツい格闘映画ではなく、実際の九龍城砦や香港の歴史に沿って進むストーリーにもグッとのめり込めた2時間。印象的なシーンはたくさんありますが、トーンが変わるエンドロールにもグッときました。

落下の王国 4Kデジタルリマスター
ずっと鑑賞したかった作品の一つ。正直観る前は、映像美と衣装がすごいのだろうなという気持ちだったのですが、ロイとアレクサンドリアの会話から紡がれるストーリーと演技にも惹き込まれました。

F1®/エフワン
とにかくワクワクさせられた作品!IMAXスクリーンで観られて良かったと思う作品の一つ。ブラピがカッコ良すぎて、もし男性だったらこんなおじさまになりたい。本家F1の全面協力もすごい!

ウィキッド ふたりの魔女
ヤンヤン 夏の想い出 4Kレストア版
ワン・バトル・アフター・アナザー
ブルータリスト
HERE 時を越えて
星つなぎのエリオ
リアル・ペイン~心の旅~

◆鈴木隆子

爆弾
一言一句聴き逃がせない会話の応酬に最後まで釘付け。

Black Box Diaries
ドキュメンタリー映画とは?というところから考えさせられる。公開館が増えるそうで安心している。

海辺へ行く道
日々いろいろあっても、生き生きと創作活動に励む子どもたちに癒やされる。

教皇選挙
コンクラーベのしくみやカトリック教会の家父長制社会、政治的駆け引きなど盛りだくさんでありながら、わかりやすく描ききっているところがすごい。

サブスタンス
デミ・ムーアが素晴らしかった。

MaXXXine マキシーン
マキシーンの気概に元気をもらいました。

旅と日々
暗さ、明るさの見せ方が大事なので、ぜひ映画館で!シム・ウンギョンと堤真一の会話が特に良い。

ひゃくえむ。
天才だけを描いていないところがいい。セリフが、アスリートでない人達にも刺さる刺さる。

みんな、おしゃべり!
コミュニケーションとはこういうことかと、目からウロコだった。

メイデン
思春期特有の生きづらさが生々しく蘇ってくるが、映像と音楽できれいに浄化してくれた感触がある。

順不同です!思いついた順に挙げました。あとは、『フォーチュンクッキー』『旅人の必需品』『ワン・バトル・アフター・アナザー』NTLive『インター・エイリア』『ラブ・イン・ザ・ ビッグシティ』『フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡 私闘編』などなど。良いドキュメンタリー作品が今年も沢山あって嬉しかったです。『女性の休日』『黒川の女たち』『揺さぶられる正義』『ムガリッツ』『キムズビデオ』『YOYOGI』など…。

◆ながせ

ウィキッド ふたりの魔女
たくさんの作品を観たいので、劇場での鑑賞は1作品につき1回のみとすることが多いのですが、この作品は好きすぎて色々なフォーマットで鑑賞しました。吹替・字幕の翻訳の差も含めて、同じ作品を繰り返し・違う環境で観ることの面白さを知るきっかけにもなり、個人的にも重要な1作になりました。作品自体は音楽・美術・ストーリー・キャスト どこをとっても申し分ない完成度で、3月日本公開の後編が待ち遠しくも見るのが怖い!です。

ANORA アノーラ
いろいろな意見があるとは思いますが、社会的な側面を完全エンタメに落とし込み、華やかさの裏側で泣いている人たちを湿っぽくせずに炙り出した超傑作だと思っています。話題になったラストシーンは個人的にはあまり気に入っていませんが、ロードムービー好きとしても大いに笑わせ、泣かせてもらいました。

リンダ リンダ リンダ 4K
主人公たちと同世代なので、同窓会のように楽しみました。”あの頃”の部室や学校の匂いまでそのままパッケージされているようで、懐かしさで胸がギュッとなりつつ、一生懸命に駆け抜けるパーランマウムの輝きは一生ものだなと再確認。当時は分からなかった(気づけなかった)魅力的なカットや丁寧な映画づくりの魅力に気がついたり、リバイバル作品ならではの楽しみ方も堪能しました。

ルノワール
日本という国ならではの、生活感と”死の匂い”まとった人生讃歌。早くから大人にならざるを得なかった主人公・フキにはベスト2に挙げた『ANORA アノーラ』に通じる部分も感じ、市井の人々の悲しみと生きる喜びを本当に静かに描いているところに感動しました。

遠い山なみの光
静かで知的で力強い反戦映画で圧倒されました。2025年の広瀬すずさんのは目を見張るような活躍ぶりでしたが、本作での凛とした姿が忘れられません。

インディア・ソング
ずっと鑑賞したかったマルグリット・デュラスの作品を鑑賞でき、この作品がご縁になった出来事もあって思い出深い1作となりました。

ビッグ・シティ デジタルリマスター
1960年代の作品とは思えない魅力的なフェミニズム映画で驚きました。恥ずかしながら初めてサタジット・レイ作品をスクリーンで鑑賞したこともあり、この作品をきっかけに特集上映に通うお盆休みを過ごしました。

スターレット
ショーン・ベイカー監督の作品の中でこの作品がいちばん好きです。出会えてよかった!(上映してくださってありがとう・・!!)

ワン・バトル・アフター・アナザー
当然のように面白かった。ピンチョンx PTAでこんなにわかりやすく面白くていいのか!?と戸惑いながら堪能しました。それを支えているディカプリオの俳優としての円熟味も最高。対峙するのはこの人しかいない!というショーン・ペンも最悪で最高でした!!!

星つなぎのエリオ
いろいろな背景がある作品だとは理解していますが、この作品の「背骨」部分は失われていないと感じて、その見事な手腕に涙が止まりませんでした。当初の予定通りの作品も観たかったですが、私は大好きな作品です。

ほかに『アジアのユニークな国』『フォーチュン・クッキー』『アイム・スティル・ヒア』『ラブ・イン・ザ・ビッグ・シティ』『ジョン・バージャーと4つの季節』どれも大好きな作品です!リバイバル上映が加速。大好きな作品をスクリーンで観られる喜びに感謝しつつ、今後、配信がメインになり、劇場鑑賞はより特別なものになるかもしれない・・とすら感じています。リバイバル作品ごとにパンフが発売される傾向も加速しており、一方で特集上映は急に決まることも多いように感じました(ロバート・レッドフォードの追悼特集の対応の速さにはびっくり)、その影響か、特集上映のパンフレットはそこまで充実していなかったような気も・・(肌感覚ですみません)。一方、多作な監督ならではの特殊な企画例かもしれませんが「月刊 ホン・サンス」のような新しい特集上映の形式やパンフレットの在り方も見られて、映画の観られ方が変わってきたのかなと感じる1年でした。

◆屋代忠重

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦
今年最も繰り返し鑑賞した映画。努力×友情×勝利の熱い展開は何度観ても胸が熱くなる。

教皇選挙
『裏切りのサーカス』のピーター・ストローハンによる脚本がとにかく素晴らしい。カットが宗教画のようにキマっていて神々しい。

サブスタンス
ハリウッド女優に向けられるルッキズムの闇が、観客をハードに殴りつけてくる。

スーパーマン
これまでスーパーマンで描かれてきた普遍的なテーマを現代的な演出で表現したジェームズ・ガンらしい傑作。

黒川の女たち
加害と被害が複合的に絡み合って当事者を苦しめ続ける戦争の無情さと、登場する女性たちの悲しみに涙。

サタンがおまえを待っている
集団パニックが伝播するメカニズムに鋭く切り込んでいて、現代においても全く同じことが繰り返されている恐怖に慄いた。

大長編 タローマン 万博大爆発
とにかくデタラメでべらぼうな一作。岡本太郎のエネルギーを凝縮したような作品のパワーに圧倒されっぱなし。

ワン・バトル・アフター・アナザー
狂った世界の狂った人々ばかりの中で、たったひとり愛だけで駆け抜けたボブが素敵。

みんな、おしゃべり!
とにかく喋り続けててうるさい映画(褒めてます)。登場人物全員の個性が際立っていて、悪人が出てこないのもストレスなくて楽しい。

旅と日々
作品の構成が抜群に素晴らしい。前半と後半の対比もメリハリが非常に効いていて、ずっと観ていられる一本。

今年は例年以上に3時間近い長尺映画が多く公開された気がします。個人的に『落下の王国 4Kデジタルリマスター』の大ヒットは意外に感じました。アカデミー賞にスタント部門とキャスティング部門が新設されたのはとても喜ばしいことだと思います。

◆パンフマン

RED ROOMS レッドルームズ
冷静になって考えると構成は割とオーソドックスというか、それでも中盤で裁判傍聴での出会いや傍聴を続けることで招いた結果からの展開は先が読めなくて、ドキドキした作品でした。

ビーキーパー
正月映画でめでたい感じで多幸感に溢れていた。

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦
古臭い真新しいとかではなく、なんか懐かしかった。

きさらぎ駅 Re:
1作目も好きなので。冒頭のドキュメンタリー番組風の映像とかわざわざ映画館で見てよかったですね。

近畿地方のある場所について
単行本とも映画とも違うという文庫本を鑑賞後に読んだ。ある種のバディものミステリとして楽しんだ。再現テレビ番組ではワイプで出演者の顔を映してほしかった。

入国審査
彼らの苛立ちがこちらにも伝わってくる77分だった。

パディントン 消えた黄金郷の秘密
愛すべきダメな3作目として。

ミュート・ウィットネス デジタルリマスター版
こういう終わり方の映画って本当に今では無くなってしまったと思う。

V/H/S 99
描かれている時代への思い入れが強くて。

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方
アルコール、タバコ、ドラッグ、コーヒーを摂取せず、乱行パーティー会場でも何もしない男はいかにしてモンスターになったのか。

他は『旅と日々』、緊急公開された『ファイナル・デッドブラッド』、TIFFでの『デコラド』、カナザワ映画祭での『極彩色肉筆絵巻 座敷牢』などです。

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