No21 宇宙の核心に迫る 〜PATU講座第2回目「編集〜校正のポイント」〜

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文=浦田行進曲

「映画パンフは宇宙だ」初めてその名を聞いたとき、宇宙という響きになにやら常軌を逸した人々の集まりなのでは……と思いませんでしたか? 私は思いました。

既刊の冊子ひとつを取ってみても、そこから感じる並々ならぬ熱量にはブッ飛んだところがありますが、第2期新メンバーとして加入したばかりという立場から日々団体の筋の通った活動に触れる折、その誠実さには驚くことばかりです。

今回メンバー総勢50名となったタイミングではなんと、たいへん身になる計4回の講座を開いていただきました。第2回の講座テーマは「編集〜校正のポイント」です。

まずは企画を立ち上げてから発売にいたるまでのフローについて、主に現在販売中のPATU MOOK「大島依提亜と映画パンフ」における実例をあげながら、スケジューリングや各所調整のコツを伝授していただきました。
台割やら網代綴じやら生まれてこの方聞いたことがないという一介の人間にもわかるよう終始丁寧な説明をいただいたお陰で、具体的なイメージが湧くとともにいずれは自分も企画してみたい! と夢が広がります。

また校正に関するパートでは、押さえるべき注意点やリスク管理方法について教えていただきました。個人的には経理の仕事をしてきた私にとって本業における開示書類の作成業務に通ずる部分を感じたのが意外な気づきでした。

講座の締めくくりには、「“うっとりする時間”を大切に」というブックデザイナーの祖父江慎さんによる言葉のご紹介とともに、各段階で出来上がったものを眺めてうっとりすることがひいては読者目線に立つことにもつながる、ぜひ一緒にうっとりしましょう! という素敵なメッセージをいただきました。

異常な映画愛・映画パンフ愛に満ちた「映画パンフは宇宙だ」の刊行物が、いかに実直に作られているのか知ることができ、その核心に迫る講座でした。

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