No15 コロナに負けるな!夏のオススメ3大グルメ映画!

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文=林田学秋

こんにちは。がくしゅうと申します。
毎日蒸し暑い日が続き、新型コロナウイルスの影響で遠出することもままなりません。
ストレスが溜まりやすい昨今、自宅で映画を見て英気を養うのは如何でしょう?
今回は夏にぴったりの食欲増進グルメ映画を3本ご紹介します。
それではみなさま、いただきます。

一品目「マタンゴ」(1963年/監督:本多猪四郎)

最初はキノコが食べたくなる映画です。
そのキノコ『マタンゴ』を食べると人間がキノコになる…。実にホラーな設定の映画ですが
問題はキノコを食べざるを得なくなるまでの人間の生理的欲求です。
無人島に漂着した7人の男女が織り成すドロドロの人間関係はある意味マタンゴよりもよほど恐ろしいのです。見た後は周りの人たちとの心のソーシャルディスタンスを取ることになるでしょう。
そして肝心のマタンゴの描写はとにかく不気味であり、昭和のちびっこ達を恐怖のどん底に叩き込んだようです。しかし我々人間をあざ笑うかのように森の中で群生しているその様はどこか蠱惑的にも見えてくるのです。
さて、この映画を見てキノコ料理を食べたくなったそこのあなた。
残念ながらマタンゴは流通経路が不明なので、各人お好きなキノコを購入して調理に励んでください。

二品目「ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣」(1970年/監督:本多猪四郎)

夏と言えば海。海と言えば海鮮料理ですね。そんなあなたにおすすめの映画はこちら。
イカ、カニ、カメの映画です。実に食欲を掻き立てるタイトルですね。
南海の孤島セルジオ島を舞台に、3匹の怪獣たちが大暴れします。
3匹の怪獣たちの生き生きとした姿や、南海の孤島の美女など眼福要素が満載です。
(惜しむらくは、三大怪獣揃い踏みのシーンが無いことです。)
ゴジラやウルトラマンのような都市破壊のスペクタクルなシーンはありませんが、
人間たちが持てる武器と知恵を使って怪獣たちに挑む姿は、今の我々に必要な何かを教えてくれるようです。ちなみに本作のDVDのオーディオコメンタリーによるとゲゾラのモデルになったイカは、カミナリイカ。刺身、てんぷら、煮つけに適しているようです。みなさま、今晩の食卓にいかがでしょう?

三品目「恐竜・怪鳥の伝説 」(1977年/監督:倉田準二)

今までの流れで今度は恐竜を食べるのか?と思った方もいるかもしれませんが大間違いです。本作では我々人間が食べられる側のグルメ映画です。
とにかくこの映画は変な映画です。その名の通り、本作は恐竜が主役の映画です。
過去から現在に至るまで恐竜、怪獣などが主役の映画は制作者たちが粉骨砕身して、
彼らがスクリーンの中で本当に生きているように活写します。
しかし本作の恐竜プレシオサウルスからは徹頭徹尾「生気」というものを感じないのです。
私たちが恐竜に対して求めて止まない力強さ、みなぎる生命力というイメージをかなぐり捨て、悪夢にも思える生気のないプレシオサウルスが執拗なまでに人を襲う残酷な描写は、ある意味「良く出来た恐竜映画」の恐竜たちには出せない唯一無二の魅力を放っています。

他にも渡瀬恒彦の謎の人物設定、唐突なお色気シーン、妙に耳に残る音楽などあらゆる要素が放射状にスパークして、制作者ですら想像しえなかった作品が完成してしまったのだと思います。
舞台である夏の富士を思い浮かべながら、酒を片手に見てみるのも一興かもしれません。
ちなみにこちらの作品の音楽を収録した素晴らしいサウンドトラックが発売されています。(詳細はこちら
鑑賞後には必聴の名盤です。

いかがでしたでしょうか?どの作品も食欲増進にはぴったりの映画かと思います。
食は生活の基本です。しっかりと栄養を付けて毎日を過ごしましょう。
それではみなさま、ごちそうさまでした。

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